介護等体験全日程終了~!!

 

報告が少し遅くなってしまいましたが、9月も2週に渡り学生さんが「介護等体験」の実習にきてくださいました。

9月は1週に1名づつの体験となりました。

9月3日からは男性の方が体験に来てくださり、普段男性職員との交流が少ない利用者の皆にはよい刺激になったようです。戸惑いながらも、一生懸命にみんなと接していたのが印象的でした。習字の時には、「月」という字を書いたのですが、利用者の皆さんはなかなか見本を見てもかけなかったり、伸ばすところ、はねるところが難しいのですが、何度も一緒になって筆を動かして教えていた姿は様になっていましたよ(∧_∧)

何をするにも、しっかりと敬語を使って終始穏やかに利用者に接してくれていました。

9月10日からは先週とは逆に女性の方が入ってくださいました。
お仕事をしながら教員免許状を取得する勉強をしているとのことで、その気持ちと行動力にまず尊敬です。

さすがに、介護の体験や障害者との交流も経験してきた方で、初日目から私の出番はない状態となっていました(笑)話しかけるときは穏やかに、注意するところはしっかりとしていて、教えるどころか逆に教わることばかりとなってしまいました。立場的には教官なのですが、本当教官失格な感じでした(‐_‐;)

↓調理実習では、利用者の包丁さばきに肝を冷やしたことと思います。最後の金曜日に心労をかけてしまい申し訳ありませんでした。

「学生の皆さんお疲れさまでした」

平成24年度の介護等体験は8名で、全員終了しました。

カモミールでは初めて学生さんの体験を受け入れて、一緒に行動を共にしたわけですが、本当に受け入れを行ってよかったの一言に尽きます。

 私たち職員はどうしても限られてた環境や人員の中で毎日を利用者と行動していると、気がつけるところに気がつかなくなったり、そのままではよくないことも慣れてしまいそれでいいと思うようになってしまいます。
 そんな中で学生という新鮮な目が入ることにより、利用者との接し方、間の取り方、言葉使い、はたまた掃除の仕方など色々なことに気が付かされました。本当、私たちからすると勉強してもらうつもりが勉強させてもらったという感じです。

 それに、利用者にとってもとてもよい刺激となっていたな~と感じました。
 利用者さんも職員と同じで、同じ人とずっといると刺激が少なくなったり、会話する内容などもどうしても減ってきます。そこに学生さんが来ると名前を覚えるのに必死になったり、お気に入りの学生さんだったりすると普段仕事しない方も一生懸命になったりと、私たち職員には見せない姿を見せてくれてみているこっちが嬉しくなるくらいの反応がみんなから見られたのは印象的ですね。

 また、どうやらカモミールは学生さんにも恵まれたようでとても熱心な学生さんが多く、介護等体験が終わったあとも連絡をくれたり、ボランティアとして参加してくれる学生さんもいて嬉しい限りでした。本当、出来るならば今すぐにでも雇いたい方々ばかりでしたよ(笑)

 勉強や就職、部活にと日々忙しく追い込まれることが多々あるとは思いますが、頑張って教師になるという夢に向かって邁進してください。そんなときちょっと疲れたらカモミールに遊びに来て愚痴っていってください(∧д∧)
いつでもお待ちしておりますよ。

それでは、重ね重ねになりましたが、介護等体験に来てくださり本当にありがとうございました。

文責:石井

 

 

 

コメントをどうぞ