ちょっと更新遅れましたが、先週の6月14・15日に今年も防災を意識した施設での宿泊くんれんを開催しました。
これは、地震等の災害時にカモミール施設を近隣住民や障害者のための避難施設として機能できるのか?また、利用者さんの中には環境が変わったりすると夜眠れなかったりする方もいるため、事前に慣れるための訓練をかねて施設で泊まる練習をしています。
もちろん、災害時の対応ということで職員の方もサバイバルの知識、防災意識を高める為の研修的な日として位置づけていて事前に色々な知識を集めながら今回の宿泊訓練に臨みました。
実は、先週おこなった防災センターでの体験もこの宿泊訓練への布石です。
今回は、雨の時の火のおこしかたと水の確保をどうするのか?ということに着目を置いて宿泊訓練をおこなってみました。
でなにをしたのか?というと、2班に分かれて
「新聞紙でマキを作る」と「水を集めてろ過してみよう」です。
まずは「新聞マキ班」
まあ、何も難しいことはないんです。新聞紙の束をロール状にクルクルして止めるだけ。
設置するとこんな感じ
燃やすだけではもったいないので、夕飯用のごはんもついでに炊いてみました。
これは雨のとき、枝が湿っていると火がつかないので、新聞紙で代用しようというものです。
紙なんだからすぐに燃え尽きるのでは?と思っていたのですが、そんなことは全然なく、ゆっくり燃焼していくので予想以上に長いこと燃焼してくれます。災害時の暖をとるという意味では十分すぎる代物です。まあ、ススがちょっと気になりますがね。
次は「水をろ過するチーム」
足元に注目、これはタオルです。
足にタオルを巻いて、草の中を歩いて露からタオルに水を含ませてそのタオルから水を搾り取る方法です。
本当に緊急時のやり方だとは思いますが、みんな頑張って茂みの中を歩いてしっかり水を吸収して戻ってきました。ちょっと雨水などを足しましたが、しぼった水がこちら
で、それをお手製のろ過機に入れてみました。
で、ろ過したのがこちら
さあ、どうでしょうか?
あんまり変わらなかったですね(笑
で、それを沸騰させて飲んではみましたが、本当に緊急時だな~という感じでした。
さて、長いのでここから先はまた後で更新します。