大型乾燥庫を作りました。

今年から本格的にハーブの栽培をすることになり、今後の手間を考えると乾燥庫が欲しくなります。と言っても業務用となれば、とても高くて手が出ない上に、かえって使いづらいので、この際自分で作ることにしました。

いきなり本番で作ると後で後悔することになりそうなので、まずは段ボールで試作版を作ります。

段ボールも平板サイズは市販されていないようで、Amazonで買いました。

取り合えず外枠を作って、下に吸気口を開けます。

もちろんこの為に貯め置いていた段ボールも大いに役に立ってもらいます。

そして貯め置いていた段ボールを使って、前面にドアを作ります。厚みを出すため、段ボールは2枚重ねて貼り付けます。(決してどこかの企業の宣伝をしたいわけではありません!)

まず外箱を横にして、ドアになる段ボールを木工用ボンドで貼り付けて、鉢を並べて重しにしています。

 

それが出来たら、次は湿度計の窓です。

ドアに窓を切って温・湿度計のポケットを作ります。

そして、上部に換気口を作ります。

上部真ん中あたりに、排気口を作ったら、パソコン用のファンを取り付けて強制排気とします。USBアダプタで給電して、3段階で風量を調節できるようにしました。

ドアの上部には勝手に開かないように閂を作ってます。

なにせ段ボールなもんで、乾燥すると変形するため、これは必須です。

そして、中に突っ張り棒を3本並べてハンガーにするための梁を作りました。

完成したのがこれです。

なんか色がとんでもないことになっていますが、これは防水のためにスプレーニスをかけたためです。決して熱で偏食したわけではありません。

まぁ、試作品ですので見た目はがまんがまん。

 

これが今回購入した業務用の熱風送風機で、本体下から風を送ります。この送風機、値段も手ごろ(2万円前後)でなかなか優秀です。

これで実際に試したのがこの写真です。

外部の湿度が約75%の時に、電源を入れて約1時間で、この乾燥庫内の湿度は26%まで下がっています。梅雨のこの時期に段ボールでこの性能です。

これなら十分実用的と言えるのではないでしょうか。

しばらくこれで試して様子を見て、本当に行けそうなら、次は本番の乾燥庫にチャレンジするつもりです。

 

 

 

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