さて今回は農園の中央部、ガゼボ前のエリアを工事します。このエリアでは商品用ハーブを栽培するため、エリア全体を新たに区画分けし、各区画ごとに給水する仕組みを作ります。
まずは区画の整理です。エリア全体を整地して区画ごとに柵を設置していき、その間をタイルで道を作りました。
ここはまた、井戸を設置したエリアでもあり利用者も頻繁に入る場所なので、まず周りを防草シートで覆ってスペースを確保します。
さらに井戸の周りを防草シートで囲って、夏場の雑草対策をします。
さて次にガゼボ前の工事に入ります。まず、塩ビ管を敷設する溝を掘るのですが、耕運機とショベルを使って塩ビ管を埋設する溝を作っていきます。育っているラベンダーなんかが枯れないように、まずは根っこから移動させてからの作業なので結構大変です。
それができたら、スプリンクラーを設置するための塩ビ管を敷設します。
水圧を維持するために、基幹線(25mm)から塩ビ管(20mm)で分岐し、更にスプリンクラー用(13mm)塩ビ管を接続します。
そして、スプリンクラーをつけるノズル(13mm)を立てます。
ノズルの位置を確認して、全体を埋め戻します。
そしてこの工事をこのエリア全体のすべての区画に施します。
こうやって、このエリアに、2m×2mの区画を6区画、2m×3mの区画を3区画作りました。更に、エリアの区画外に生えているローズヒップやオリーブには、ブルーベリー同様に、それぞれの根元に個別に給水します。
これで、このエリアは完成です。