今年ようやく農場に井戸が完成しました!
実はこれまで、農場には電気も水道もなくて、事務所から毎日水タンクを車に積んで、水まきに来ていたのですが、さすがに昨年の猛暑にはそんなやり方では対応できず、結局農場にも大きなダメージが出てしまいました。
将来的に農場のハーブを商品化することを考えていることもあって、今年は思い切って井戸の工事をすることにしたのですが、工事にはそれなりにお金もかかる話なので、それなりに頭を痛めていました。
そこでその解決策として、この春に「木口福祉財団」に助成金の申し込みをしていたのですが、それがなんと今年の9月に申請が通ったとの知らせがあり、ようやく農場の井戸が完成しました。(やったー!)
農場に工事の車が到着しました。いよいよ工事が始まります!
一旦農場の柵を外して、井戸の位置を決めてます。
井戸の位置が決まったら、いよいよドリルで井戸を掘っていきます。
ドリルで掘り進むときには、水も一緒に入れて土砂を吸い上げていきます。
これは井戸の壁が崩れないように薬剤も一緒に注入しているところです。
長いドリルが行ったり来たり、だんだん井戸が深くなっていきます。
途中5mごとに土砂をチェックして、水脈を調べています。
結局26mほど掘り進んだところで、水脈に行きついたようです。
水脈を確認したら、ドリルを抜いて代わりに井戸用のパイプを埋め込んで行きます。
いよいよ水が出てきました。(やったー!)
水が出ることを確認して、ポンプを設置します。
ポンプにカバーを取り付けて、隣に蛇口も付けました。
そして、これが現在の井戸の様子です。道路から電気も引いて、井戸の隣に配電盤とメーターも付けました。そして、蛇口にはちゃんと3つ口の分水もついていますよ～。
今回「木口福祉財団」に申請した助成金には、今回の井戸と電気工事の費用だけでなく、農場全体の灌水システムの部材の費用も項目に入れてありました。(灌水工事はさすがに費用がかさむので、助成が下りたのは部材だけ、工事は自分たちで行います)
次回は灌水工事の様子をUPする予定です。お楽しみに～。
