カモミールでは、障害を持つ人もそうでない人も、共に地域で育ち生活していく事を目標とし、その実現の為に2つの軸を中心に活動を行っております。
一つは園芸療法の一環として花、ハーブ苗の育成、販売活動。
もう一つは社会との接点としての交流活動になります。
-園芸療法-
園芸療法とは、植物と触れあって心身を癒す医療の手段です。
草木や花などの栽培やフラワーアレンジメントなどを通して、気分転換や体の不自由な人のリハビリテーションや、花壇の土作りから植物を使った創作活動までと幅広く、手足を動かすことは身体機能の改善に役立つとされています。
あまり動くことのできない高齢者や身体障害者はテーブルの上で楽しむことができる植え付けや剪定作業を行い、体を動かす事が得意な子は草取りや畑の整備などの活動を行います。室内作業では活動することが出来なかった、重度障害者も活動出来る懐の広さが魅力的です。
私たちは、園芸療法として下記の活動を行っています。
- ・花、ハーブ苗の育成・販売
- ・ブルーベリーの栽培・収穫・販売
- ・コミュニティーガーデン整備
(地域の住民がふれ合えるフラワー・ハーブガーデン) - ・サシェ作り
- ・オリジナル植木鉢作り
-交流活動-
私たち花工房カモミールでは、障害者が自分から地域に出て行くことが、地域で共に生きていくための第一歩だと考え、さまざまな交流活動を行っています。
また、障害者の余暇活動なども考え、調理実習や乗馬体験などの活動にも取り組んでいます。
下記は、今までの交流・余暇・課外活動
- ・調理実習
- ・リズム体操・乗馬(月1回)
- ・柏ビレジ商店街での花苗販売
- ・日帰り旅行(今までに東武動物公園、大洗水族館など)
- ・宿泊体験
- ・お花見
- ・交流ブルーベリー収穫祭(8月)
- ・ボランティア、大学生介護等体験実習生受け入れ