2013年6月 のアーカイブ

防災センターへ体験学習

2013年6月9日 日曜日

6月7日(金)

まだまだ店舗での販売が落ち着かなく、日々仕事に追われている感がとてつもなくあるカモミールですが、そこはカモミール忙しいときでも外に出て行く活動を忘れずに今日は松戸市にある「西部防災センター」まで災害時の体験に行ってきました。

 

実は、この西部防災センター体験見学は今週末に行う予定の「宿泊訓練」の時に行うつもりだったのですが、利用者さんの人数がおかげさまで多くなり、希望の人数だと見学が出来ないといわれてしまったので本日になりました。

☆「宿泊訓練」とは、災害時に施設に急に泊まらなくてはならなくなったり避難先で寝泊りしなければいけない  状況を想定して、年1回施設の宿泊能力および防災備品の点検や利用者の経験などの意味を込めて行っている行事です。

☆「千葉県西部防災センター」とは、火災消火訓練や、通報の仕方、地震や暴風などの災害を疑似体験できる施設です。

入り口を入ると受付が右奥にあり、その手前には世界中の大きな地震がおきた場所を示す地球儀があり、その横には防災備品や備蓄品の展示がされていました。私たち施設でも、利用者が3日間は凌げる程度の食料は置いてありますが、今一度点検しなければと思わされますね。

施設内では、ガイドさんが丁寧に案内と共に様々な体験をさせてくれました。映像を使ったガイダンスや災害予測、電話での119番の通報の仕方、強風、消火体験などおこないましたが、その中でも一番衝撃的だったのはやはり、

地震体験です。

8畳ほどのリビングが再現されている部屋なのですが、震度7の揺れが体験できます。

利用者のみんなもさすがの体験に身動きがとれずという感じでしたというか、かくいう我々もあまりの揺れの激しさになにも出来ない状況でした。3.11を経験したものの、あれ以上の揺れというか家の中で地震にあうということの怖さを肌で感じることができました。(実は、3.11の時は利用者のみんなと何もない広場で地震を経験しました)

ガイドさんにも言われましたが、まずは「頭」を守るようにしてくださいということと、強い揺れの時には無理に動かず収まるまでは動かないことが大切とのことでした。

最後は地球儀の前で記念撮影をして帰ってきました。

 

防災の意識って、3.11以降高まっているとはいえ、あの震災からもう2年が経過して放射能に関してもそうですが少しずつ薄れている気がします。実際、防災に関する意識って何かあってから準備しようって、どうしてもなりがちですから皆さんも一度「防災センター」を訪れて、今一度災害時への心構えや備蓄の見直しなどを検討してみてはいかがでしょうか?10名以下は予約なしでも混雑していなければ無料で体験をすることが出来ますので、体験見学にいってみてください。

 

さて、私たちは来週には施設での訓練が待っているのですが、今年はどうなるのか楽しみです。(文責:石井)