以前の書き込みでも予告していましたが、3月7日に郊外体験「上野動物園へ電車で行こう!」
を行いました。
郊外体験といえば、朝施設に集まって~という感じだったのですが今回は電車ということもあって集合場所は「柏駅」でした。朝集まった利用者と職員の数は全員で15名の大所帯!!カモミールではこの人数で活動することははじめてだったのと電車移動も久しぶりだったので、正直ドキドキの出発となりました。
行きの電車では、そわそわしたり、ちゃっかり空席を見つけて座っていたり、外の景色を眺めたり、不安なのか利用者や職員の手を放さない方がいたりと、皆各々電車を楽しんでいましたが、予想していたよりも静かに電車に乗っていたな~と関心してしまいました。
およそ30分の電車の旅が終わり、いよいよお待ちかねの上野動物園へ
この日は天気がとてもよく、気温自体は低かったのですが外の活動にはとても気持ちの良い天候に恵まれたのですが、メイン動物のパンダは見られず・・・・。仕方ないから他の「トラとかライオンをしっかり見ようよ~」と皆で園に入るまでは話していたのですが、入り口に「工事のためトラ、ライオン、ゴリラの公開は中止しています」の文字が・・・・・・・。
みんなで話し合った見るメイン動物がことごとく見れないorz
まあ、テンションは軽く下がりましたが、気を取り直して園の探索へと進みました。
入り口からちょっと行ったところに、ゾウがいて近くにはゾウの石造があったので皆でパシャリ!
日にちがよかったのか、今日は遠足の幼稚園、保育園児がいっぱいで動物と一緒の写真というのも見るのも一苦労です。
まずは、一番奥にある「爬虫類館」というところに向かうことにしました。途中には、猿山や不忍池の畔を眺めることが出来る場所があり、休憩しながらたどり着きました。
爬虫類館の中は南国な作りになってて、とても暖かかったです。入り口にはとても大きなワニがお出迎えしてくれて、みんなびっくり。その他にも日本には生息していないカラフルな蛙や蛇、ゾウガメといった癒し系もしっかりいましたが、爬虫類はやっぱ苦手な人も多く、「気持ち悪い~」という声もチラホラ。
次は、オカピやシロサイ、カバ、カンガルーなどのゾーン
利用者さんの中から「コビトカバ」がみたいという声があったので、どんなんだろう?と思っていたのですが、「小さいカバ」という感じでしたが、口元がムフっていてよい笑顔でどこか見たいといった利用者さんにも似ているような。なにか引かれるものがあったのかもしれませんね~。
その後は、昼食を取るためにモノレールに乗って食堂へ
今回は事前に食事も決めてきたりしたので、スムーズに昼食へ、みんな美味しかったかな?
午後は、熊の住む森を中心に見て回り、鳥類館やフクロウなどの大型鳥類を見たりしました。
白熊さんは気持ちよさそうに泳いだり、動き回っていましたが日本の代表する大型動物「ヒグマ」はごろんと横になったままでしたが、その体の大きさに驚愕でした。あんなの山で遭遇したら心臓止まりますね。
そのごは見れなかったので、せめて写真だけでもとパンダのフォトポイントで集合写真を撮って、お買い物を済ませました。
お買い物はみんな自分のお小遣いの中から買いたいものをチョイス。なんだかんだで、買い物の体験も数をこなしてきてレジに商品をだしたりするのも慣れてきたな~と感じようになってきました。今度は、事前学習に買い物のシュミュレーションもいれてみたいと思います。
動物園を出て、さあ帰ろうか~と駅へ向かう途中に大道芸人さんや音楽をされている方を発見!!アンデス系?の音楽でコンドルを飛んでいくなど皆にも聞きなれている音楽を演奏していて、利用者の中には動物園よりも喜んでいる方もいましたので、ちょっと演奏を聞かせてもらいました。この方々隣の市にある施設にも演奏に来たこともあるという情報を一緒にいたヘルパーさんが教えてくださいました。音楽は本当、国境のないコミュニケーションツールだな~と改めて実感。こういう何気ない出会いがあるのは、こういう郊外体験ならではですよね。
帰りの電車の中では、さすがにみんな疲れたのか、ぐったりした様子(笑
今回は、久しぶりの動物園でしたが、メインは2つあって電車移動も実はメイン活動の1つでした。
今までカモミールは利用者の人数も少数だったので車ばかりでの移動でしたが、ありがたいことにカモミールも少しずつ利用者の数が増えてきて、車での移動はしんどくなってきたので電車での動きを知っておく必要があったので、職員としても今回の郊外体験はよい経験となりました。
楽しめた人やそうでない人もいたかもしれませんが、今後も色々な活動を提案して皆で楽しんでいければな~と改めて感じる郊外体験となりました。
さあ!!次は何処に遊びにいこうかな~!!!!!(文責:石井)