2013年6月 のアーカイブ

先週に引き続き、学生さんが体験に来ました。

2013年6月30日 日曜日

あっという間に1週間がすぎてしまいますね~。今週も雨が多く、思いっきり外の活動が出来ずモヤモヤとした週となってしまいましたが、気温は低めで蒸し暑いとかジメジメしているということはあんまりなく案外過ごしやすい天候だったな~と感じました。

そんな中、今週も介護等体験のため、学生さんが2人体験実習のため5日間いらっしゃいました。

今週は女の子2人で、お2人とも特別支援学校の実習を終えたりボランティアなどで障害のある生徒と関わった経験があるというだけあり、初日から積極的に声をかけている姿がとても印象的でした。

「名前覚えた?」、「だいたい覚えれたよ」

2人が何気ない会話の中で発した言葉でしたが、初日目で、どうしても障害特性を理解しようと考えてしまう学生が多い中、基本中の基本である名前を覚えようという気持ちが前面に出ている会話がすんなり出たことで1週間どう考え、行動するのかとても興味のある2人だと感じました。

(名前覚えるの簡単だろう?と思いがちですが、案外この方はどう動くのかな?なにを困っているのかな?なんて考えていると、名前って二の次になりやすいんですよ?現に自分は1週間以上名前があべこべでした・・・・・すんません)

写真はその初日目の乗馬体験での1コマ

こちらの2枚は雨が多くなり室内作業が中心となってしまったので、ドライの花を使った「絵」をみんなで製作中です、貼り絵の要領でドライのお花をぺたぺた。

最終日には調理実習でした。

 

今月のテーマは「アメリカ」・・・・でも、アメリカ南部という感じでどちらかというとメキシコより料理です。

作ったのは、「ジャンバラヤ」・「ガンボ」・「コールスロー」の3つです。

ジャンバラヤはスペインのパエリアが起源と言われている米料理、ガンボはオクラが入ったコンソメスープ、コールスローはわかりますよね。

完成した写真はこんな感じ

 

 

今回はとても上手に出来ました~。学生さんも「料理しないです」という割には手際がよくて時間のかかる料理でしたがスムーズにいくことができました。

 

今回来てくださった学生さんは私が初日目に感じた期待以上の動きや気づきがあり、どちらかというと私自身反省させられることばかりでした。

今回の2人だけではないのですが、学生さんが体験に来てくれることが私たち職員にとって自分の支援を見つめなおすいい機会となっています。岩瀬も先週書いていますが、私たちはどこかで自分の行動になれてしまい本来ならばこれではだめだろう?ということに気がつかず日々を過ごしてしまいがちです。そこに、新しい風が入り込むことで自分たちのいいところ、だめなところを見直せるんです。本当、ありがたい限りです。

 

学生さんには最後、総括という形で私がお話をさせて頂いているんですが、本当、偉そうなことを言える立場じゃないのに偉そうに話すことを真剣に聞いてくださる学生さん達に脱帽です。もっと、ためになるお話が出来るように精進します。しかも、的確な質問というか、すごい質問もしてくるのでこちらも気が抜けませんね(笑)しっかり答えれていたでしょうか?・・・・・不安です。

 

学生さん達にとって、カモミールでの活動が教育という道の中で少しでも役に立ってくれれば幸いです。

お2人とも、自分の目指す「教師」になれるように頑張ってくださいね。今回は本当にありがとうございました。

また、遊びに来てくださいね。(文責:石井)

七夕&介護等体験の学生さんが来てくれました

2013年6月24日 月曜日

気温が上がってきており、カモミールの利用者さんの中で咳や鼻水が出でいる人が目立ちます。
昼、日が出ると汗が出るほど暑くなるのに雨天の夜から朝にかけては肌寒い時もあり体が付いてきませんねぇ

そんな中私たちがお花屋を出している柏ビレジ商店街で七夕が飾りだされるということで、私たちも店舗「花工房カモミール」の前に七夕を作って飾ってきました!

折り紙を切ったり貼ったり出来るところを協力して・・・

もちろん一人ひとり短冊に願い事を書きました!

そして商店街に移動し、自分の手で笹に飾りました

せっかくなので集合写真♪
店舗に入っていた利用者さんたちも呼びましたー
飾っている途中に街のこどもが来て願い事を書いていきました。
七夕の日まで笹は飾っておきますので、商店街に来られた際は書いてみてください(*^_^*)
一緒に飾れば華やかさも増しますね

この写真を見て新しい顔ぶれが?と思った人がいるかもしれません

去年より受け入れを始めた学生さんたち。教員免許を取得するべく介護等体験としてカモミールに勉強しに、一緒に活動する仲間として来てくれました。
1週間という長いようで短い時間でしたが、利用者さんの普段見られない姿が見ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

利用者さんと職員として長い時間一緒にいると接し方が固まってきてしまいがちですが、学生さんによって関わり方もそれぞれで、気づかされることが多くありました。
学生の2人とも始めは緊張気味の様子でしたがいつの間にか自然と皆の輪の中に入り優しく接する姿が見られました。

ピアノが上手な学生さんがいて昼休憩に弾いてもらったところ、最近ピアノ弾いていなかったユリエさんが静かに聞いて、その後ユリエもピアノを弾き始めたんです。普段私がユリエさんがいるところで弾くと止められるのですが(笑)静かに聞き入っていた姿にも驚きです。

学生さんがいてくれたおかげで、普段腰の重い利用者さんがすんなり動いたり、いつもより張り切って草取りをしたり、頑張る姿を見せてくれてとてもいい影響だなぁと感じます。

 

 先週は1週間雨が多く外の活動があまりできなかったのは残念でしたが、室内作業以外にも休み時間に割れないシャボン玉ポリバルーンで遊んだり、習字・リズム体操を体験したり
晴れた日は暑い中、農場の草取りや、公園整備の仕事でも1日草取りを頑張ってくれました。

本当にお疲れさまでした。ブログの場をお借りし改めてお礼を言わせて下さい。ありがとうございました。

文責:岩瀬

 

防災宿泊訓練3

2013年6月18日 火曜日

夜は昨年どおり、あまり寝ない方や寝ても起きてしまったりする方などいましたが、それでも昨年にくらべると部屋に入ることや泊まることを理解してないという方はいなくて、心配されていた方がすんなり寝たり、今まで一人で寝たことがないという方が一人で眠れたりと色々な発見というか変化がみられて、やはり継続は力だな~と改めて思い知る形となりました。(今回は、人数に余裕が出来たので一人一部屋で寝てもらいました)

朝みんなで朝食、これも1年に数回しかみられない貴重な光景ですね。

まだ、みんな気持ち寝ぼけている感じ(笑

この日は、防災というよりかはお楽しみの活動と位置づけて、昼にバーベキューをみんなでおこないました。

 

でも、そこはカモミール。しっかりと下準備や調理は自分たちでおこないましたよ。

今回は、テーブルを用意してのゆったとした感じのバーベキューを心がけました。

でも、みんな世話しなく食べるし、次を要求してくるからあっという間に食材がなくなりましたけどね~。

 

こんな感じで、カモミールらしくお楽しみも交えながらの防災宿泊訓練となりましたが、確実に昨年より利用者さんの意識は高くなっているし、環境にも慣れてきているのが伝わってきました。

いつ起こるかもわからない災害に対応するのは簡単なことではありませんが、こういう活動からせめて職員だけでも意識を下げないように心がけていきたいと思います。

このバーベキューの後には、カモミールの貯蔵食料を確認しましたが思いのほか食料が少ないことが判明したので買い足そうと思います。ほんとう、用意しているから大丈夫と決め付けていると、本当に必要なときにあわてそうですね。

みなさんも、家の防災食料等、今一度点検すると賞味期限切れや電池の劣化など発見するかも知れませんよ?

 

来年も、継続しておこなっていきたい活動ですし、思い切って外部の施設利用者を数名紛れ込ませても面白いかも知れませんね。職員や他の施設の方と提案しながら考えていきたいと思います。

職員含め、みなさん、お疲れ様でした。文責:石井

 

防災宿泊訓練2

2013年6月18日 火曜日

さて、続きです。

夜は、自分たちで夕飯を作るため買い物へ

ついでに明日のお楽しみバーベキューのための食材も買い込みました。

で、買い物終了後は自分たちで調理を開始!!サバイバルといえばカレーだ~ということで、みんなで作りましたよ~。さすがに、毎月調理実習で培った技術があるので、意外と手際よく調理が終わりゆとりをもって夕食となりました。

作ってみて思いましたが、とてもボリュームがありますね(笑

長期保存用のごはんも賞味期限が切れそうなものがあったので、試食および慣れるためにみんなにも食べてもらいました。僕は案外好きなんですけど、食べない方もやはりいましたね~。

その後は片付けと平行してお風呂タイム。

人数が多い割には浴室はもちろん、家庭用のお風呂しかありませんので順番でどんどん入っていきました。でも、一人15分以上は取れていたので案外ゆっくりとしたお風呂タイムとなったのではないでしょうか?

本当ならここで「おやすみなさ~い」となる予定だったのですが、お風呂待っている間暇になるし、せっかくだから楽しみがあってもいいかな~と勝手に考えて、空いた時間でスポンジを焼いて見ました。

本当なら生クリームくらいはデコリたかったのですが、アクシデントでこんな形となりました。

お腹いっぱいになったところで、みんなで宿泊設備が整っている2階へと移動し就寝タイムです。

長いのでまた続きにしま~す。

施設宿泊訓練

2013年6月18日 火曜日

ちょっと更新遅れましたが、先週の6月14・15日に今年も防災を意識した施設での宿泊くんれんを開催しました。

これは、地震等の災害時にカモミール施設を近隣住民や障害者のための避難施設として機能できるのか?また、利用者さんの中には環境が変わったりすると夜眠れなかったりする方もいるため、事前に慣れるための訓練をかねて施設で泊まる練習をしています。

もちろん、災害時の対応ということで職員の方もサバイバルの知識、防災意識を高める為の研修的な日として位置づけていて事前に色々な知識を集めながら今回の宿泊訓練に臨みました。

実は、先週おこなった防災センターでの体験もこの宿泊訓練への布石です。

 

今回は、雨の時の火のおこしかたと水の確保をどうするのか?ということに着目を置いて宿泊訓練をおこなってみました。

でなにをしたのか?というと、2班に分かれて

「新聞紙でマキを作る」と「水を集めてろ過してみよう」です。

まずは「新聞マキ班」

まあ、何も難しいことはないんです。新聞紙の束をロール状にクルクルして止めるだけ。

設置するとこんな感じ

燃やすだけではもったいないので、夕飯用のごはんもついでに炊いてみました。

これは雨のとき、枝が湿っていると火がつかないので、新聞紙で代用しようというものです。

紙なんだからすぐに燃え尽きるのでは?と思っていたのですが、そんなことは全然なく、ゆっくり燃焼していくので予想以上に長いこと燃焼してくれます。災害時の暖をとるという意味では十分すぎる代物です。まあ、ススがちょっと気になりますがね。

次は「水をろ過するチーム」

足元に注目、これはタオルです。

足にタオルを巻いて、草の中を歩いて露からタオルに水を含ませてそのタオルから水を搾り取る方法です。

本当に緊急時のやり方だとは思いますが、みんな頑張って茂みの中を歩いてしっかり水を吸収して戻ってきました。ちょっと雨水などを足しましたが、しぼった水がこちら

で、それをお手製のろ過機に入れてみました。

で、ろ過したのがこちら

さあ、どうでしょうか?

あんまり変わらなかったですね(笑

で、それを沸騰させて飲んではみましたが、本当に緊急時だな~という感じでした。

さて、長いのでここから先はまた後で更新します。