素敵な出会いがありました~(∧_∧)∨

公園整備を私達カモミールでは、市から委託を受けて管理清掃させていただいていて、毎週2日くらいのペースで施設近隣の6箇所の公園を掃除しています。

で、本日は青少年センター近くにある「十余二北庚塚緑地」の落ち葉を回収しに行きました。
この公園は、緑地というだけあって落ち葉がものすごいんです(T∧T)
昨日もおこなったのですが、とても1日では終わりきらないため、本日も回収に向かいました。
 

正直、この落ち葉回収という作業は重労働で利用者さんたちも頑張ってはくれるものの、職員も含めて根気のいる作業に士気も落ちてしまうのですが、今日は素敵な出会いのおかげで最後まで楽しくおこなうことが出来ました!!

その素敵な出会いとは、3歳の男の子との出会いでした。

 

公園整備を始めてからすぐに、ボールを持った子が利用者と私のいるところに来て、利用者がもっていた袋に落ち葉を入れ始めてくれたんです(◎口◎)!

初めは「手が汚れるし怪我しちゃうからいいよ~」と声をかけていたんですが、男の子はお構いなしに入れてくれて、次第に落ち葉を回収するちり取りを自ら手に取り、どんどん落ち葉を回収してくれました。

その姿を見て、利用者達もやる気になったみたいでそれまで遊んでいた大さんも男の子からちり取りを取り返して、次から次へ落ち葉を袋に詰めてくれたり、普段なら重たい袋を運ぶのは嫌だという感じの悟さんも車まで何回も袋を運んでくれました。
また、翔さんなんかは男の子が落ち葉をもってくると袋を広げてあげたりと「お兄さん」してくれていましたよ。

なんか、そんな温かな光景をみていたら、思わず写真に撮ってしまいました。

その後も最後まで男の子とお母さんは袋詰めや運ぶのまで手伝ってくれてとても助かりました。

いや~しかし、カモミールでは地域へ出ていく活動というのを長いことしていますが、こういう光景に出会えたのは初めてといってもいいかもしれないです。

まったく偏見のない「好奇心」を持つこの年だから出来ることなのかもしれませんが、私たちカモミールが「障害を持つ人もそうでない人も共に暮らせる社会の実現」と理想を掲げてきましたが、今日のこの光景こそが、その理想の姿なのかもしれませんね。

こういう好奇心の塊の世代が大人になった頃に、障害者が当たり前のように地域社会に溶け込めている世の中になれるように私たちは頑張らなくてはいけないですね。障害当事者だけでなく、地域社会が障害者を理解して受け入れてもらえるようにこれからもカモミールはどんどん地域に根を張り、こういう光景にいっぱい出会えるように活動をしていきます!!

あと、男の子にも素直に感謝なのですが、その子が私たちと活動している様子を見守り一緒に手伝ってくださったお母様にも本当、感謝です。私も子持ちの父ですので、見習わなければいけないなと感心させられました。

この場を借りてお礼させてください。

職員・利用者一同、本当によい経験をさせてもらいました。ありがとうございました。

 

これからも皆さんが安心して遊べるように頑張って公園の掃除をしますね。

・・・・・・まだ落ち葉大量にあるんだよね~(T口T) でも、頑張りますよ~!!

文責:石井

 

 

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