流山市にある障害者施設に見学に行ってきました。
行った場所は「さつき園」、「こまぎ園」、社会福祉法人「まほろばの里」、「すみれ」などさまざまな施設形態の障害者施設を見学に行きました。
私は、カモミール以外の施設をあまり見学したことがなかったので、他の施設の規模の大きさに驚かされたり、特色ある活動に関心させられたりもしました。
そんな中で、素直に感じたことは「カモミールはカモミールらしさを失ってはいけない」ということでした。
もくもくと就労向けの作業をこなす姿も必要。
大勢の集団の中で生活する姿も必要。
個の特性を発揮させる場所も必要。
のびのびと生活する姿も必要。
何が、どれが正解なんてものはきっとないのだと思いますが、もくもくと就労作業を行うだけに挫折してしまう人、大勢の集団では主張できずにただ居るだけになってしまう人、集団行動が取れない人・・・・・。
利用者にはさまざまな特性が備わっているので、どれも欠けてはいけないのだということを痛感しました。
現在流山市の保護者の中には、小さい授産所がない。
程度が重いのだが、そういう方々のいる施設がない。
という困り感をあらわしている声が聞こえてきます。
私たち「カモミール」に求められていることというのは、今後そういうことなのかもしれませんね。
総合福祉法の内容次第では、どうなるか?という今後の予定ではありますが、親の困り感や障害者の実情に沿った施設運営を進めていければと思います。
今回の見学会は非常に勉強させてもらう面が多く、ありがたかったです。
いつか、柏市でも行ってもらいたいものですね。