防災訓練を行って

本日PM2~火災発生を想定した防災訓練を行いました。

 

実際に消防署の方をお呼びし

・速やかに利用者を避難

・防災意識の向上

・消防にカモミール施設の場所、特徴を認識してもらう

・消火設備などの使用法確認

・火災、煙の恐ろしさを理解

を目的に避難練習だけでなく、「煙体験ハウス」を使って煙の中を移動する疑似体験や、職員による消火器を使っての消火体験を行いました。

避難は皆、スムーズに無事行えました。

いつも玄関を来る際に靴の出し入れで詰まってしまい、これでは避難時に逃げ遅れが出てしまう心配もあったので最近カモミールの玄関を模様替えしたんです。入って両サイドに靴を脱げる空間を作り通路も広くなりました(昨日、入口の家具を移動したら奥の物が雑然となってしまっているのが目立つことに気づき、その流れで大掃除になってしまいましたが部屋はきれいになりましたよ~p(^^;)

サイレンがなる前に普段と違う空気を察したのか、本来いつも通りばらばらの位置のはずが入口のくつろぎのスペースに集まっていました。。。
こういう訓練の認識は難しいものですが、察してくれているのはいいことなのかなと思います。

と、訓練が始まり実際に煙を目の前にすると、パニックを起こす人はいなかったものの後ずさりしたり嫌がる利用者も。(練習用の煙なので体に影響はないそうです)

煙体験ハウスの入口の時点でこの煙の量です、緊迫感が伝わってきます。
利用者に1人職員が付き、いざ中へ。予想以上に何も見えず驚きました。
隊員さんの話ですと、低い姿勢をとり、タオルや腕で口を押さえもう片手では壁を伝って出口を目指してほしいとのことでした。
実際に火災時に亡くなっている人は直接の火からでなく、ほとんどが煙が原因だそうです。

職員は消火器の指導を受けました。

いざ消火器を使って下さいと言われてもやり方が分からなかったり慌ててしまうと、せっかくの消火器の意味がなくなってしまいます。実際、私も分かっていない部分も多かったのでとてもいい勉強になりました。
使い方は、黄色い留め具を抜きホースを向けて取っ手を握る、と簡単な操作ですが焦ってしまうと難しいものです。
火の元、下の方から消していき、天井や燃え広がってしまった場合は直ちに避難し119番通報だそうです。

そして避難時は

・避難
・元火消火
・通報

が同時に必要になるので、声を掛け合い落ち着いた対応をしなければなりません。
 

今回利用者で休みが何人かいたのがとても残念でしたが、次回はぜひ皆参加してもらいたいと思います。そして、一訓練に多くの消防隊員さんが忙しい中来て協力して下さり大変勉強になりました。次回はせっかくこのような規模で行うならば近所の方々にも声をかけ参加していただきたいなと感じました。

忘れた頃に災いはやってくる。。。このブログ上に書いてお終いではなく、今回経験したことを忘れずに普段から防災意識を持って行きたいと思います。
柏市消防局の皆さまにはご協力いただき本当にありがとうございました。

みなさんも調理(油火には水ではなくふたをするのが1番だそうです)、ストーブなど火災には十分お気を付け下さいませ。                      (文責:岩瀬)

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